- 最近の物価上昇や食料の値上がりに不安を感じている
- 家族を守るために備蓄を始めたい
- 何をどれくらい備えればいいのか知りたい
はじめに|「気づいたら高い」時代が始まっている
最近、「物価高」や「食料の値上がり」を日常の中で実感する場面が増えてきました。
その背景には、エネルギー価格の変動や物流の不安定化に加えて、ナフサ不足と呼ばれる問題も関係しています。
ナフサはプラスチックや日用品、医療資材などの原料になる重要な資源です。
この供給が不安定になることで、私たちの生活は「気づかないうちにじわじわと」影響を受けていきます。
この記事では、過度に不安を煽るのではなく、
現実的に役立つ備蓄の考え方と具体的なリストを、3段階でわかりやすく整理します。
ナフサ不足で何が変わるのか
ナフサは石油から作られる基礎原料で、さまざまな製品の出発点です。
影響が出やすい分野
- 食品包装(プラスチック容器)
- 日用品(洗剤・ラップなど)
- 医療用品(手袋・チューブ)
- 建材(住宅・塗料・インフラ)など
つまり、「食べ物そのもの」だけでなく“生活を支える仕組み”全体に影響するのが特徴です。
はぐみ仮に食品が工場にあっても、包装容器がないと出荷できないんです。もちろん配送にはガソリンが必要ですし、生活に深く関わっています。
備蓄の基本|3段階で考えると失敗しない
次の3段階で整えると、無理なく現実的に備えられます。
- レベル①:1ヶ月(生活維持)
- レベル②:半年(自立生活)
- レベル③:長期(混乱時対応)
一気に進めるのではなく、無理のない範囲で始めましょう。
【レベル①】1ヶ月|生活維持型の備蓄で日用品を確保
食料(約1ヶ月分)4人家族ベース
- 米:20〜25kg
- パスタ・乾麺:5〜10kg
- レトルト食品:30〜50食
- 缶詰:30缶以上
- 常温保存野菜(じゃがいも・玉ねぎ)
- お菓子・嗜好品
👉 ポイント
普段食べているものを中心に“少し多め”に用意する
水
- 約80〜100L(家族4人×7〜10日分)
調理・エネルギー
- カセットボンベ
- ガスボンベ:10〜15本
日用品
- トイレットペーパー
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋
- ラップ
医療・衛生
- 常備薬
- 解熱剤
- 整腸剤
- 消毒用品
- 災害用トイレ
→ この段階のゴール
「不安を感じない日常を維持する」
【レベル②】半年|自立生活型の備蓄
食料(長期設計)
- 米:120〜200kg
- 乾燥豆・大豆製品
- 小麦粉・ミックス粉
- 食用油
- 塩・砂糖
- フリーズドライ食品
- サプリメントの活用
👉 ポイント
栄養バランスとローテーション管理が重要
水
- 長期備蓄:特別な保存水出なくてもOK!期限切れても生活用水にできる
- 浄水器:雨水を飲料用にできるものもある
調理・エネルギー
- カセットガス:50本以上
- 固形燃料:旅館などで使われる・マッチやライターなどが必要
- アルコール燃料:キャンプ用品として使われる・中級者向け
生活維持
レベル1で用意した「日用品・医療衛生用品」に追加しよう
- 簡易トイレ:200〜400回分
- 洗剤・石鹸
- ドライシャンプー:長期の断水に備える
- 着替え:多めに準備・紙パンツなども活用
生活の工夫
- 冷蔵庫に頼らない食生活
- ゴミを減らす工夫:食べ残しなどのゴミは極力減らす。目立たない。
- 食材の使い回し:普段は捨ててしまう部分もつい合う必要あり
→ この段階のゴール
「家の中で生活が循環する」



正直、ここまで来るとかなりのレベルです。どこまで備えるかは悩ましいところですね。



うちは全然足りないね。自給自足できる環境にある人は少ないから、普段の生活に影響ない範囲で頑張っていきましょう!
【レベル③】長期混乱・治安悪化を想定した備え
食料の分散
- 一箇所に集中させない
- 見えにくい場所に保管
防犯意識
- 外から裕福に見せない
- 光の管理:夜間に外に灯りが漏れると、エネルギー供給に余裕があると気付かれる
- 音の管理:活気ある声は無駄な注目を集める可能性がある
- ゴミの管理:食料品のパッケージや生ごみは、備蓄が豊かだと見抜かれやすい
- 調理や食事の匂いは外に漏れないようにする
情報を得る
- 電池式ラジオ
- 複数の情報源
人間関係の構築
- 近隣との関係づくり:普段から挨拶をするなど、助け合える関係づくりをしておく
- 家族の状況などを普段から把握しておく
行動に気を付ける
- 危険を避ける
- 移動を減らす
- 目立たない行動
→この段階のゴール
「戦わずに生き延びる」



レベル3では、かなり最悪な状況をイメージしてみました。
比較的、災害時にも落ち着いた行動をとるとされる日本ですが、危機的な環境は人を変えてしまうことがあります。
高齢者・乳幼児がいる家庭の追加備蓄
乳幼児
- 粉ミルク
- 液体ミルク
- 離乳食
- オムツ
- おしりふき:断水時に体を拭くこともできるのでどの世帯にもおすすめです
高齢者
- 常備薬
- 介護用品
- 柔らかい食事
- 医療情報メモ
👉 ポイント
代替できないものを優先的に備える
我が家の考え方|無理なく続ける備蓄
備蓄は「非常時のためだけ」ではありません。
- 普段から使いながら補充する
- 生活に馴染ませる
- 無理なく続ける
これが最も現実的で強い備えになります
まとめ|備蓄は“もう一つの生活インフラ”
これからの時代、備蓄は特別なものではなく
家庭のもう一つのインフラです。
- 1ヶ月で安心をつくる
- 半年で自立する
- 長期で生き延びる
すべてを一度にやる必要はありません。



まずはできるところから、少しずつ整えていきましょう。









